【事業報告】 第3回 法人後見サポーター養成講座
1月10日(木)、年明け初めての法人後見サポーター養成講座がありました。
第3回目の講座は、弁護士の當山 正姫先生、司法書士の福原 淳先生をお招きしてご講義いただきました。
第1~2回講座に引き続き、今回も多くの受講生が参加し、“法人後見サポーター”として活動するにあたって必要な知識を学ぶことができました。
前半講義・・・當眞 正姫先生(沖縄弁護士会)
●法律って・・・事例を交えて
●成年後見制度について・・・対象者、申立の流れ、後見人等の権限、後見人の義務
●任意後見制度とは?
前半の講義
法律や成年後見制度についてを、事例を用いながら、わかりやすくご説明していただきました。
當眞先生から受講生へ質疑応答などを通して双方向でのやりとりもあり、受講生自身で考えて学ぶことができる講義でした。
成年後見人は、被後見人の意思を最大限尊重する義務、見守り・注意義務、後見業務を自ら執行する義務があることを学び、受講生の皆さんも私たち支援者も、成年後見人としての活動の責任の重さを改めて確認する機会となりました。
後半講義・・・福原 淳先生(成年後見センター・リーガルサポート沖縄支部 副部長)
●成年後見制度の必要性について
●成年後見制度・・・概要、申立手続き、審判後までの流れ、メリット・デメリット
●成年後見人の実情、職務の範囲
●後見制度支援信託
後半の講義
福原先生には、前半の當眞先生の講義から、さらに成年後見制度について内容を深めてご講義いただきました。
福原先生は、実際に司法書士として成年後見を受任しており、数多くの実践をふまえてのご講義は、受講生のみならず、支援者の私たちとしても得るものがたくさんありました。
また、成年後見制度の知識だけでなく、制度の担い手としての留意点(不正行為の防止)についても、しっかりとお伝えしていただき、これから後見活動するにあたっての注意すべき点も再確認することができました。
受講生からは、「難しい法律や成年後見制度について、法律家の先生方が丁寧に噛み砕いて講義されていたので、すごくわかりやすかった。」「ますます成年後見について興味をもった。」とのご意見がありました。
受講生の皆さん、また、次回の講義も頑張りましょう★