【事業報告】 第4回 法人後見サポーター養成講座
1月17日(木)、第4回目の法人後見サポーター養成講座が開催されました。
むーちーびーさで沖縄も寒い日が続く中、今回も多くの受講生の皆さんが講座に参加していました。
今回の講義は、「障がい者の理解」というタイトルで、沖縄県精神保健福祉士協会の笹木徳人さんにご講義いただきました。
≪前半≫
●障がい者福祉って?・・・ノーマライゼーション、自立生活とQOL
●障がい者福祉の制度、法律について
●障がいのある方々への関わり方について
障がいをお持ちの方への支援に関わるソーシャルワーカーである笹木さんの支援や取り組み、経験を交えながらのご講義は、障がい者福祉の概念や制度の習得だけにとどまらず、実践のサポーター活動にも有効に活用できる知識も学ぶことができ、非常に貴重な内容でありました。受講生は、笹木さんのお話に真剣に聞き入っていました。
≪後半≫
●グループワーク・・・事例を用いて「当事者との向き合い方」「サポーターとしての関わり方」を話しあう
後半講義の様子
後半の講義は、グループワークでした。精神障がい者の事例をもとに、受講生4~5名のグループに分かれ、当事者との向き合い方や法人後見サポーターとしての関わり方をメンバーで意見交換し、最後にグループワークの発表を行ないました。
支援が難しく感じる事例でしたが、受講生の皆さんは、自分の考え方や当事者の捉え方など、活発に意見交換がされていました。全く福祉に関わったことがない方も、実際に現在福祉関係でお仕事や実際に支援をされている方も共にグループワーク
を通して、いろんな向き合い方や関わり方があるということを学べたことと思います。
グループ発表もたくさんのご意見を発表していただき、グループワークの盛り上がりが伝わってきていました。
グループワークを通して、受講生から「相手に共感する」「信頼関係を築く」「安心感を与える」といった、関わり方が大切だという発言が自発的にあったので、今回の受講生の皆さんはサポーターとして大切な関わり方を心得ていらっしゃるのだな、と嬉しく思いました。
また次回も頑張りましょう★